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手づくりのニットをランクアップして見せる方法

クローゼットの中に眠っている、
手づくりのニットはありませんか。

大切な人にせっかく編んでもらったけれど、
もったいなくて着られない…というゆったりとしたニットは、
家着にもお出かけ着にもちょっと難しいアイテムです。

今日は、そんな手づくりニットのランクアップ方法について
書きたいと思います。

こちらのニットをサンプルにしてみましょう。

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ご覧の通り、ローゲージの手編みニットです。
着丈が腰回りまである、非常にゆったりとしたつくりのものです。

このようなニットをトップスにする場合、
カジュアルに着こなすには、
ジーンズやコーデュロイのボトムスを合わせるのが
よくある着合わせです。
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この装いを、もう少しランクアップするためには、
シルエットにすっきり感がほしいところ。

そこで、グレイフランネルのストレートパンツを合わせてみます。
ニットとなじむ明るさのグレイを選ぶことがポイントです。
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ニットのウエストを、細いベルトを二重に使ってウエストマークすれば、
さりげなくハイウェスト化ができ、
腰回りがすっきりするだけでなく、
足が長くみえる効果があります。

インナーにはキャラメル色のVネックニットを選び、
琥珀のネックレスで色のグラデーションつくり、
明るいデコルテにしました。

ごろっとした琥珀のネックレスも、
このぐらいのローゲージニットとなら
いやらしくならず、相性良くまとめられます。

一方、こちらは失敗例。
OLYMPUS DIGITAL CAMERAボトムスにワイドパンツを合わせると、
シルエットがお殿様状態。
残念な組み合わせです。

もうひとつ、いまいち例です。
OLYMPUS DIGITAL CAMERAボトムスにブラックのウールパンツを合わせると、
上下の印象がぶつっと切れたようになり、
せっかくボトムスを選んでいるのに、
タテのラインが台無しです。

ボリュームのあるトップスを選ぶ場合、
下半身をはパンツでほっそりとさせ、
トップスと色みをを馴染ませるのが
着こなしのコツになります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAあるいは、右のように、
トップスの中にある一色を
シンプルなワンピースで繰り返してもいいでしょう。

お出かけには、
12センチヒールのパンプスと合わせると
なおクラッシーな雰囲気に。

手づくりのニットには、
「差し上げる人が温かく過ごせるように・・・」
と、編んだ人の良い気が宿っているものです。

もし、そのような手づくりニットがあるなら、
タンスに眠らせず、たびたび使って、
運気をアップさせてみませんか。


色は人を強くできるのか?

午前中に雑務を片付け、午後から長堀橋へ。

今日は、カラータイプインストラクター協会(色彩舎)が主催する
カラータイプアドバイザー認定講座」を
受講します。

カラータイプとは、色彩心理的な観点を元に、
カラーコンサルタントの河野万里子氏が
独自の観点や研究を重ね開発した性格診断システムです。
(「カラータイプ」特許庁商標登録5290696号)

普段、私たちは無意識のうちに
色からの影響を受けています。

色彩が、私たちの心理に影響ほ及ぼすということは、
逆に、その人の心の状態から色を分析でき、
そこから、その人のことが読み取れることになります。

その人の心の状態を、13色の色へ置き換えるのが
「カラータイプ」の体系の特徴。

そして、人の心の状態を色へ置き換えることで、

・複雑な心理状態でも、視覚的・感覚的に、
誰にでもわかりやすく理解できる

・13色がもつ意味の共通性や相違性を分析することで、
微妙な心理状態を読み取ることができる

・短時間で診断ができ、診断結果をすぐに、
行動や対処法に応用できる

といったメリットがあるそうです。

さて、今日のコーディネートはこちら。
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シンプルな綿シャツの上に、
MISSONIのニットジャンパーを羽織ります。
ジャンパーの大きく開いた襟もとと大胆な模様が、
小顔効果に一役買ってくれています。

そして、ジャンパーに含まれるバーガンディ色を
ESCADAのウールスカートで繰り返します。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAデコルテには、ジャンパーのジッパーと同じ
ゴールドのチョーカーを選びました。
石は、ハートシェイプのルチルクオーツです。

バーガンディ色を、filofaxのダイヤリーで
もう一度繰り返します。

さあ、私のカラータイプは?というと、
テストの結果、「創造タイプ」とのことでした。

実は、昔は「堅実タイプ」だったのです。
大学在学中の求職活動の折にも、
「絶対につぶれない、安定した会社に就社したい」
という動機で、前職の会社を選びました。

昔は、いい大学に行って、
安定した会社に就職して、
右肩上がりで不自由なく暮らす、というのが、
ひとつの「安心」のカタチでしたね。

それが、徐々に「創造タイプ」に変わったのです。
バブル崩壊、アジア通貨危機、リーマンショック…
いくつもの試練が、働く環境を大きく変えました。
最初のうちは、資格を取ったりスキルを磨いたりで
組織に必要な人間でいよう、と思っていたのですが、
それだけではないようだ、と気づいたのが30代後半。

先の読めない時代を生きるには?
「安定」よりも「充実」が自分に必要なキーワードでは?
…等々、考えていくうちに、
自分の命の時間を、「創造」の楽しさに使いたいと思えてきたのです。

これまでにない「何か」を創りたい。
自己満足ではなく、多くの人に喜ばれるものを。
たとえば、おしゃれが楽しめていない人に、おしゃれをもっと楽しんでもらって、
自分を大切にする気持ちや、生きる喜びに気づいてもらいたいと
思えるようになったのです。

性格は、人生の出来事に影響を受けて、
大きく変わるものだと思います。

ところで、いま、自分に必要なのは、
アイデアを具体的なアクションに落とし込み、
愚直に実行する「活力」。

それで、スカートや小物を通して、
赤のエネルギーを取り込んでいるようです。

色彩心理をうまく活用すれば、
いろいろな面で、自分の可能性を拓くことが
叶いそうな予感。

色のもつエネルギーについて、
気づいたことがあれば、都度、
ご紹介したいと思います。