タグ別アーカイブ: 冬の装い

日本の伝統色をまとう~甕覗色(かめのぞきいろ)~

今日は全国的に、ひときわ冷え込みましたね。

日差しは少しずつ明るくなっているので、

不思議な感じです。

午後から梅田で、ストリートスナップを撮影します。

寒さに負けず、気分が明るくなるコーディネートを

今日は選びました。
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甕覗(かめのぞき)色のウールのスーツを、

同色の入ったシルクスカーフをシングルノットで巻いて、

まとめました。

甕覗色はやわらかい緑みの青色で、

藍染めのいちばん薄い色を表す、

日本の伝統色です。

こんな寒い日の外出には、

春の水のような色を全身に感じて、

お出かけ先でのフットワークも軽くなりそうです。
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旅行の服はシンプルに

今日は東京滞在二日目。
コーディネートは、
昨日のジャケットとスカートを活用して、
ストールをプラスします。
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ちなみに、今回の旅の服は、これだけの身軽さです。
OLYMPUS DIGITAL CAMERAほかに、パソコンや資料などもある関係で、
ワードローブはコンパクトにまとめています。

今日は午前中に、
来月の計画をじっくり立てて、
いくつかの課題をクリアします。

ランチは、タヒチ風ローフードを頂きます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERAこちらは、アーモンドとカシューナッツを
セロリのペーストで包んだ巻き寿司と、
果物や野菜のチップス、オクラなどのサラダです。
ドリンクは、ノニの葉のお茶。飲みやすい、まろやかなお味でした。

午後からは、池袋に移動して、
今をときめくメークアップアーチストの方に
お目にかかります。

詳しくは、改めてお知らせしますね。

プリーツの折り目は、お出かけ前に要チェック!

今日から1泊2日で、東京出張です。

とある養護施設を訪問見学させて頂き、
新たな事業について打ち合わせします。

そこで、今日のコーディネートです。

(BEFORE)
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(AFTER)
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二枚の写真の違いは、
スカートの手入れを(した/しない)、です。

一度着たプリーツスカートを、
クリーニングに出す前にもう一度着る場合、
スカートの折り目が緩くなっていたりするものです。

微妙なことなのですが、
この「折り目」がきっちりとついているかどうかが、
清潔感の鍵になります。

ちなみに、私が使っている
「折り目づけスプレー」はこちらです。

TK河口「ファッションライナー折目加工液」
http://item.rakuten.co.jp/yuzawaya/222-03-067/

スカート全体がしめる程度にこのスプレーをあてて、
当て布をしてアイロンをかけ、完全に乾かすと、
完璧なプリーツが蘇ります。

このほか、次の点についても、
前日のうちに、あわせて確認しておくと良いでしょう。

・着る服やストールから、ほつれた糸が出ていないか?
・ボタンが取れかけていないか?
・ニットの毛玉が目立っていないか?
・抜け毛がついていないか?

さて、今日のコーディネートでは、
淡い色合いでまとめたこと。
養護施設にいらっしゃる方々は、
色彩に敏感な方もいらっしゃるものです。

相手の見えない部分を想像する力である
「思いやり」を働かせて、今日も一日を過ごしたいと思います。

手づくりのニットをランクアップして見せる方法

クローゼットの中に眠っている、
手づくりのニットはありませんか。

大切な人にせっかく編んでもらったけれど、
もったいなくて着られない…というゆったりとしたニットは、
家着にもお出かけ着にもちょっと難しいアイテムです。

今日は、そんな手づくりニットのランクアップ方法について
書きたいと思います。

こちらのニットをサンプルにしてみましょう。

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ご覧の通り、ローゲージの手編みニットです。
着丈が腰回りまである、非常にゆったりとしたつくりのものです。

このようなニットをトップスにする場合、
カジュアルに着こなすには、
ジーンズやコーデュロイのボトムスを合わせるのが
よくある着合わせです。
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この装いを、もう少しランクアップするためには、
シルエットにすっきり感がほしいところ。

そこで、グレイフランネルのストレートパンツを合わせてみます。
ニットとなじむ明るさのグレイを選ぶことがポイントです。
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ニットのウエストを、細いベルトを二重に使ってウエストマークすれば、
さりげなくハイウェスト化ができ、
腰回りがすっきりするだけでなく、
足が長くみえる効果があります。

インナーにはキャラメル色のVネックニットを選び、
琥珀のネックレスで色のグラデーションつくり、
明るいデコルテにしました。

ごろっとした琥珀のネックレスも、
このぐらいのローゲージニットとなら
いやらしくならず、相性良くまとめられます。

一方、こちらは失敗例。
OLYMPUS DIGITAL CAMERAボトムスにワイドパンツを合わせると、
シルエットがお殿様状態。
残念な組み合わせです。

もうひとつ、いまいち例です。
OLYMPUS DIGITAL CAMERAボトムスにブラックのウールパンツを合わせると、
上下の印象がぶつっと切れたようになり、
せっかくボトムスを選んでいるのに、
タテのラインが台無しです。

ボリュームのあるトップスを選ぶ場合、
下半身をはパンツでほっそりとさせ、
トップスと色みをを馴染ませるのが
着こなしのコツになります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAあるいは、右のように、
トップスの中にある一色を
シンプルなワンピースで繰り返してもいいでしょう。

お出かけには、
12センチヒールのパンプスと合わせると
なおクラッシーな雰囲気に。

手づくりのニットには、
「差し上げる人が温かく過ごせるように・・・」
と、編んだ人の良い気が宿っているものです。

もし、そのような手づくりニットがあるなら、
タンスに眠らせず、たびたび使って、
運気をアップさせてみませんか。


所用のあとは洋食ランチ

今日は大阪市内で、
いくつかの雑用を片付けた後、
三番街のグリル・ロンでランチを頂きます。

外はとても穏やかな日差しが注ぎます。

こんな冬の日には、
グレープ色のチップをほんのり含んだ、
淡雪色のブークレのジャケットを
まといたくなります。

淡い色のジャケットに合わせるトップスが、
黒ではコントラストが強すぎます。
また、白でも寂しすぎるもの。
そこで、鮮やかな深い色で、インナーを考えます。
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ニットは、元旦にインナーとした合わせたものです。
ニットのボーダーに含まれるバーガンディの色を、
ファインウールのスカートと合わせました。

ジャケットの、グレープ色が溶け込んだライトグレーは、
ニットの中にもラベンダー色と鴇色で繰り返しています。

今日はニットの元気な印象がくどくならないよう、
ジュエリーとパフュームは、使いません。
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また、ファンデーションもいつもより薄めにして、
コントローラで顔の陰影をしっかりとつくり、
柔らかな印象にしてみました。

数の限られたアイテムで、
いつもとはまた違った組み合わせを考えるのは、
とてもクリエイティブな作業で、頭脳を刺激してくれます。

これもまた、身づくろいの楽しさの一つです。
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熱田神宮 御垣内参拝

今日は小正月(こしょうがつ)で、
関西地方では松の内の最終日です。
名古屋滞在にあわせて、
熱田神宮に参拝訪問します。

昨日のセットアップをそのまま使い、
ジャケットの下に、
ボルドーがかった色の入った、
ダークチョコレート色のモヘアのニットを合わせました。
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熱田神宮は、2013年に創祀1900年を迎えました。
三種の神器の一つとされる草薙剣(くさなぎのつるぎ)が
祀(まつ)られているといわれています。
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主祭神の熱田大神(あつたのおおかみ)は草薙剣の神霊であり、
天照大神とも日本武尊とも伝えられています。

地元の方によると、熱田神宮は、
新しいことを始めるときに
お参りに行く場所なのだそうです。

今年は、身づくろいの楽しさをさまざまな形で
皆さまにお届けする年なので、
まさにご祈念に訪れたい場所です。

御垣内(みかきうち)参拝の希望を
祈祷受付で伝えると、
参拝の申込用紙を準備してくれました。

誰でも気軽にできる一般参拝とは違い、
御垣内参拝は正式な参拝なので、
ジャケットを羽織った正装が欠かせません。

コートを脱ぎ、本殿の参拝入り口で
禊(みそ)ぎをしていただき、
御垣内に入ります。

厳かな御垣内では、
白い石と古い社殿の木の色が、
美しいコントラストを描いています。

まるで、本殿の中から、
「あの人は、どこからいらしたのかしら?」と、
神様がのぞいていらっしゃるかのような雰囲気に包まれます。
澄んでいて、良い気が感じられる場所でした。

本殿の正面で改めて禊ぎを受け、ひとり、
依り代の付いた榊(さかき)の枝を奉納します。

二礼二拍手のあと、心の中で自分の住所と名前を唱え、

日ごろのご加護に感謝します。

そして、「すべての人が自分をそのまま受け入れて
自分らしさを楽しめる世の中づくりをあと押ししたいので、
どうかお見守りください…」とお願いをしてきました。

御垣内をあとにして、
「やはり、この事業を通じて人の幸せに関わりたい」
という確信が、自分の中でひとしお増してくるのでした。
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元気が出ない時こそ、身づくろいからパワーを!

回復したはずの風邪が、
一進一退の模様でなかなか抜けません。
体の浄化が、まだ終わっていなかったのでしょう。

倦怠感と腰痛が、体の動きをさえぎります。

それでも、熱いコーヒーを淹れて頂き、
服を選んで、鏡の前でお化粧を始めると、
みるみる元気が湧いてきます。

お化粧で目元や口周りが生き生きして見え出すと、
心まで活気にあふれてくるのが不思議です。
身づくろいの持つ力の偉大さを、改めて実感します!

さて、今日は夕方から名古屋に入ります。
会社経営を担う社長塾のチームの方々と、
卒業制作の打ち合わせです。

卒業制作では、一本のムービーをつくります。
今日は、その大切なキックオフの日なのです。

日ごろの仕事をそれぞれ抱えつつ、
このようにチームで何かを制作することは、
ずっと後まで、充実感を覚える、
大切な思い出になるものです。

今日の服は、ジャケットスタイルを選びました。
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ダークオリーブの陰影が美しいウールのジャケットと、
ジャケットのボタンと同じマロン色のウールパンツです。
インナーには、マスタード色のニットを合わせて、
デコルテに明るさをプラスします。

さらに、華奢なゴールドの光をネックレスで添えました。
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メイクアップでは、セットアップのダークカラーが重厚になりすぎないよう、
オレンジピンクのチークと口元でバランスしています。

寒さ対策に、ミニスカーフも持参。
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襟元に暖かさが必要なら、さっと出して使います。

心に響く作品づくりに関われる幸せに感謝して。

仕事で初対面の方と会う日のおしゃれ

昼間の光が薄白く感じる、土曜日です。

午後から、大阪市内でパーソナルカラーコーディネートの
コンサルティングをご提供します。

クライアントに男性の方もいるため、
ビジネスのProfessional Lookを印象づける
パンツスーツのコーディネートで出かけます。
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スーツはほんのりとベージュの混ざった、ブルーグレイのウール生地です。

パーソナルカラーの診断は、クライアントの後ろに立って行うため、
色の鮮やかな服や黒い服などは、正しい診断に影響するため、まといません。

これから関係性を築くことになる人と
初めてお会いする際は、何よりも、
相手が居心地の良い雰囲気をつくりたいところです。

スーツの柔らかなブルーグレイが、お会いする方に、
どのようなことでも遠慮せず相談しやすいと思って頂けるよう・・・。

また、顔色に血色をさりげなく足すため、
インナーとして、襟元と袖口の裏地に
オレンジのストライプが入っているコットンシャツをセレクトし、
硬すぎない、オープンな印象をプラス。
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デコルテには、母から譲り受けた一連のシンプルなパールネックレスで
柔らかな光を添えます。

お仕事でご提供する中身も、もちろん大切ながら、
お客様が五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を通じて受ける
繊細なタッチポイントにも、感度を高めたいと思います。
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旅先での、心許せる友人との再会で

今日は出かけ先の名古屋から、このブログを書いています。

昨日の社長の皆さまとの交流を終えて一泊し、今日はオフの日。Image
今日は、とある女性社長さんとイタリアンランチをご一緒したあと、
数年前の講演会をご一緒した女性経営者さんが
アロママッサージを始められたとのことで、
その体験会を訪問し、夕食をご一緒します。

荷物がかさばらないよう、昨日のスーツをそのまま生かして
今日は黒いカシミアのセーターをインナーに着て、ドレスダウンします。

胸元に小さなダイヤモンドのネックレスをつける他は、
アクセサリーを使わない、慎ましい装いです。

経営者の方々は、「見えないもの」を大切にされる方が多いように思えます。
ビジョンや自己の精神的・霊的な成長、感謝の思い、互いの成功の応援・・・
そんなお話を、ぎっしりとご一緒でき、明日からの鋭気を養うことのできた、
有り難い一日でした。

自分ひとりだけでは達成できないような大きなビジョンを、
これからも実現できると信じて追いかけて、
共感でつながる仲間とともに、感動を紡ぐことができますよう。
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日本を元気にする社長の方々と会う日

今週から当面は、暦上は一年で最も寒い数週間です。

街では風邪が流行っており、マスク人口が急増中です。

私も、年末年始の約二週間、
喉風邪をこじらせ、声が出なくなっておりました。
それでも、風邪は日ごろ蓄積した毒素が体から排出される、
ありがたい症状。
今年はじめの小さな厄払いを終えて、少し清々しい気分です。

さて、今日は名古屋で、社長の方々が集う講演会。
日本を元気にする社長の皆さまと、今年はじめて再会する日です。

さまざまな分野で社業を担い、世の中に貢献され、
部下やお客様を気遣う方々と定期的にお会いするだけで、
さあ私も頑張ろう、とパワーがみなぎってくるから、不思議です。

今日は改まった、スーツスタイルです。
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グレーがかったベージュの細いウールツイード生地に、
トープ色のシルクパイビングが袖とラペルに入った、
質感のほどよい冬用スーツを選びました。

前身頃のポケットが少し中心寄りに付けられていることで、
メリハリのあるボディを上品に演出してくれます。

スーツの中は、オックスフォード地のシンプルな白いシャツ。
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コロンとした白い貝がらのボタンと、
第二ボタンまで開けた時の襟まわりの曲線が美しく、
デコルテにハリと明るさを与えてくれます。

あたたかな襟元にするため、シルクのロングスカーフを結びます。

全体的に控えめな色合いで、
周りに気働きを利かせられる人でありたいと願い、
コーディネートをまといます。

さて、今日は、どんなドラマが待っているでしょうか。
楽しみです。
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