金木犀の色をまとう

秋分を過ぎ、先月までの荒れ狂うような夕立ちや
蒸し暑さは、すっかりどこかに去ってしまいました。

涼しく穏やかな日差しのこの季節、
深い緑色のなかにそっと咲く
金木犀の黄金色の花が、先週あたりから
瑞々しい香りをほのかに漂わせています。

この時期は、金木犀のほか、
コスモスの花、柿の実やカボチャなどに、
深緑と明るい橙の色合わせを
見かける頃でもあります。

今日のコーディネートでは、
この季節ならではの色あわせを
楽しみます。
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マンダリン色の艶やかなシルクブラウスに、
清々しい風に似合うリネンのジャケットを合わせて。
ボトムズには、色みを感じさせないチャコールグレイの
薄手のウールパンツを選びました。

襟元に黄みを含んだ明るい色を使うことで、
顔に健康的な血色をプラスすることができます。

この色みの組みあわせは、日本伝統の
「かさねの色目」の中の「女郎花(おみなえし)」と似ています。
女郎花

秋の代表的なかさねの色目の
名前にもなっている女郎花は、「秋の七草」のひとつで、
8月から10月にかけて黄色の花を咲かせます。

今日の金木犀の色あわせは、
女郎花の色みを、さらに深まった秋の色みに寄せたもの。

この時期ならではの自然の色を
服や小物に取り入れて、
季節の移ろいを味わってみませんか。

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