イタリアオヤジに学ぶ「こなれたきっちり感」

今日は、永遠の0(ゼロ)を劇場で楽しみました。
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原作をまだ読めていないのですが、
映画はとても見応えのある作品でした。

真珠湾攻撃からミッドウェー海戦、ラバウルの戦い、
ガダルカナル海戦といった太平洋沖での当時の戦闘の模様が
どのようなものだったか、太平洋戦争の風景や空気感が伝わります。

また、自分を待つ人を守りたいという気持ちの中で、
戦争の狂気に巻き込まれていく主人公の生き様など、
当時を生きる人々の心情までありありと描いているあたりは圧巻です。

この映画のようなドラマは、実際にはたくさんあるものです。
私の住まいの近所にも、特攻隊の生き残りのおじいちゃんがいます。
その人は、自分だけが生き残ったことが申し訳なくて、
恥ずかしくて、せめて、死んでいった隊の仲間たちの分まで
生きようと思った…と話されます。

あと10年もすると、あの戦争の体験談を直接聞くことは、
なかなか難しくなることでしょう。
これからも、さまざまな機会に語り継がれることを願います。

さて、今日は、いつものジャケットスタイルを
こなれて見せる方法をご紹介します。

今日のベースはこちら。
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細かいチェック柄のグリーンのウールジャケットと、
ダークブラウンのウールパンツです。
インナーには、ジャケットに含まれる黄色のものを選んでいます。

このようなジャケットスタイルをこなれて見せるためには、

(1)革ジャケットを羽織る
(2)フーディーコートを羽織る
(3)ストールで上半身に立体感をつくる
(4)ジャケットの下に、袖無しのダウンやダッフル、ライダースをはさむ

などの楽しみ方があります。

今日は、ミリタリージャケット風のコートを上からまといます。

着古したようなミリジャケをスーツやジャケットの上から羽織るのは、
LEONによると、今、ミラノのおじさまたちの間でよく見られるルックスなのだそうです。

こちらは、Cabbages&Rosesのベルベットのコートを羽織った後の印象です。
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きっちりとしているのに、親しみやすい印象になります。

オフィスのロッカーなどに、こんな外套を一枚置いておくと、
ちょっと雰囲気を変えたい時に便利かも知れませんね。
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